防犯対策を考えて補助錠をつけようと考えるお客さんは多いです。
最近はワンドアツーロックが警察や警備会社等で推奨されていますのでお客さんも積極的に鍵を取り付けようと考えるようです。
たしかに、補助錠をつけるのはてっとり早く防犯性を高めるのには有効な方法です。
しかし、どの家庭でも必ず鍵が取り付けられるとは限りません。
例えば賃貸物件であればドアに穴をあけてもいいか大家さんや管理会社に確認を取る必要があります。たまに断られてしまうこともあるようです。
また、勝手口だったらドアの素材がうすいために鍵を取り付けられないということもあるそうです。
補助錠がつけられないという場合には鍵屋では他の防犯対策をすすめるようにしています。
たとえば内側のサムターンを防犯サムターンにするとか、メインの鍵を防犯性の高いものに交換するとかいったことならドアに穴を開けなくてもできます。
補助錠をつけるとき、まず扉に直径3~4センチくらいの穴をあけます。この穴の外側にまずシリンダーを取り付けます。そして室内側には錠前本体をつけます。
カンヌキを受け止めるストライクゾーンも必要です。これは扉の枠部分に取り付けます。
これで外からでも鍵が2つついていることがわかり、空き巣に対して牽制になります。